佐田玄一郎衆院議員=自民党・群馬1区=の女性問題を週刊誌が報じたことを受け、
1区前橋支部(支部長・中沢丈一県議)の役員会が5日、開かれた。
前橋市選出の県議を含む32人が出席し、大多数が佐田氏に対する不支持を表明した。
佐田氏をめぐっては平成26年衆院選前にも別の女性問題が週刊誌で報じられ、
衆院選直前に1区支部が公認申請しない決定を下すなど混乱した経緯がある。
この日は、佐田氏を次期衆院選で公認申請するかどうか、決定を見送り、
7日に開く1区関係県議による会合に一任することを決めたが、
1区の県議も同様に佐田氏不支持に動くとみられ、公認問題が再燃するのは不可避の情勢だ。
26年衆院選の際は、最終決定を党本部一任とし、党本部が佐田氏の公認を決めた。
ある1区関係県議は「同じ轍(てつ)は踏まない」とも話し、党本部が再び佐田氏の公認を決めた場合は、
1区支部が独自の候補を立てることも辞さない姿勢をみせている。
そうした懸念は関係者の間でも共有されているとみられ、会議に出席した現職の国会議員からは
「(党本部と県連の)分裂選挙だけはしてもらっては困る」との発言もあったという。
会議には佐田氏本人は出席せず、事務所関係者が佐田氏の続投の意向を伝えたというが、
1区支部関係者の佐田氏に対する“拒否感”は強く、佐田氏の公認問題が1区の
分裂選挙というハードランディングに至りかねない情勢だ。
産経新聞 http://www.sankei.com/region/news/160306/rgn1603060028-n1.html
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★「佐田玄一郎」元議運委院長が女子大生に持ちかけた愛人契約の内容
http://www.dailyshincho.jp/article/2016/01070720/?all=1
衆院群馬1区の自民党現職、佐田玄一郎氏(63)=9期=の交友関係をめぐる週刊誌報道を受け、
党前橋支部(支部長・中沢丈一県議)は5日、前橋市内で役員会を開いた。
出席者から「本人の説明が足らない」などの批判が続出。
次期衆院選の公認申請に反対する意見が相次ぎ、1区内の党県議団に対応を一任することを決めた。
関係者によると、国会議員、県議ら約30人が出席し、2時間半にわたって協議した。
前回衆院選に際し、地元活動の不十分さなどを理由に公認申請の見送りが議論された経緯もあり、
佐田氏に対し、「(出馬を)自ら辞した方がいい」といった厳しい意見も出た。
一方、衆院議員としての実績を踏まえた慎重論もあった。
佐田氏の秘書は席上、「ご迷惑をお掛けして申し訳ない」などと混乱を招いたことをわびつつ、
週刊誌の報道内容が事実と異なる点をあらためて強調したという。
対応の一任を受け、1区内の党県議団は7日に会合を開く。
中沢氏は記者団に対し、「前回(衆院選)は時間がなくて公募に踏み切れなかったが、
衆参ダブル選挙を視野に入れた中での作業になるだろう」と説明。
佐田氏の申請見送り、候補者公募の可能性に含みを持たせた。
上毛新聞 http://this.kiji.is/78956117607710725
そりゃ仕方ない